本文かタイトルかで書体を決める

伝わる書体というタイトルで前回の書体を選ぶ時の4つの基準について書きました。今回から数回にわたって基準を1つずつ見ていこうと思います。

フォントを選ぶ4つの基準

おさらいで,前回書いたことをもう一度。

プレゼンやその他諸々の書類を作るときには、つねに、「視認性」「可読性」「判読性」を高めることを意識して、もっとも効果的な書体を選ぶ必要があります。書体の選び方は挙げればきりがないのですが、ここでは以下の「4つのポイント」に絞って書体を選ぶ基準を紹介します。

●長文か短文か?(=本文かタイトルか?)

●読みやすく、きれいな文字か?

●太字・斜体に対応しているか?

●ユニバーサルデザインか?

本文かタイトルなのかでフォントを分ける

今回は本文とタイトルとで書体を区別する時についてです。
基本的には、

●本文には細い文字

●タイトルには太い文字

………。

「そんなの誰でもわかるわ!!」

と聞こえてきそうですが…💦

日本語の長文には「細い明朝体」

レジュメやレポート、企画書、報告書などの資料では、ときに、数行、数十行に及ぶ長い文章を書くことがあります。このような長い文章には、可読性の高い「細い書体」が向いています。太いフォントで長い文章を書くと紙面が黒々してしまうので、可読性が下がります。一般に、明朝体はゴシック体に比べて細い書体なので、長い文章には明朝体が適切です。新聞や論文のように、長い文章には、「明朝体」を使った方が、読み手にストレスを与えないでしょう。

もちろん、ゴシック体が絶対に良くないというわけではありません。細いゴシック体であれば、可読性は充分に高くなります。ですが、標準的なゴシック体(例えば、MSゴシックなど)は、長文を書くには太すぎるので、長文を書くとは、明朝体を用いたほうが無難です。

英語の長文には「細いセリフ体」

英語であれば、サンセリフ書体よりも、セリフ体の方が可読性に優れているので、長文に向いています。CenturyやTimes New Roman、Garamond などが定番ですが、Centuryはあまりおすすめできません。(理由はまた後日。)

プレゼン資料の場合はどの書体を使う?

ポスターやスライドは、懇切丁寧に文章を書いて内容を説明するものではなく、一般に、要点だけを端的に説明し、プレゼンテーションの補助的な役割をするものです。したがって、文章が長くなることは想定せず、基本的には、可読性(読みやすさ)よりも視認性(遠くからでもしっかりと字が認識できること)が求められます。下の図のように、全体を通じてゴシック体を用いるのがよいでしょう。また、画面やスクリーン上では明朝体は読みにくくなってしまいがちなので、プロジェクターなどを使って発表をする場合には、明朝体を避けるほうがいいでしょう。

なお、英語の資料であれば、サンセリフ体を使うのがおすすめです。

タイトルや小見出しに適したフォント

タイトルや小見出しは、全体の内容を把握・理解する上で重要な役割を果たします。小見出しは、重要なことが書かれるとともに、区切りを明確にする役割をもちます。したがって、タイトルや小見出しを目立たせ、「視認性」を高めることで、受け手の理解を促進することができます。たとえ本文が明朝体やセリフ体であっても、タイトルや小見出しには、ゴシック体を用いる方が受け手に優しいデザインとなります。当然、英語の資料であれば、サンセリフ体を用いるのが基本になります。

タイトルは一目見て重要性や内容が把握できることが大切です。つまり、「視認性」を高める必要があります。したがって、存在感がありよく目立つゴシック体、とりわけ「太い」ゴシック体が適切です。細いゴシック体や明朝体の方がかっこいいこともありますが、ユニバーサルデザインの観点からすれば、太めのゴシック体を使うのが基本です。

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